営業職を軸に、異業界へ転職を。

不動産業界から異業界への転職がきつい理由【不動産業界では身に付けられない能力】

不動産業界はもうヤバイ。
人口減少で需要は減る。
需要が減った分は社員のマンパワーで会社の生産性を埋めるようになる。
どんどんブラック化が進むし、異業界へ避難した方が良さそうだなぁ・・・
こんな想いを抱いてる不動産営業マンに向けた記事になります。
・不動産業界がヤバイ理由
・不動産業界では身に付けることが出来ない能力
・実際に不動産業界の営業マンだった私が異業界への転職を成功させた方法
私は新卒から現在までで3社経験しており、
不動産⇨金融⇨食品
以上の3つの業界を経験しています。
そんな異業界への転職を経験してる私だからこそ言える
実際に不動産から異業界へ転職する際に苦労したこと、
そして異業界への転職を攻略するための思考法を今回はお伝えします。

不動産業界がヤバイ理由

ここからは不動産業界がヤバイ理由をいくつかまとめてお話しします。

現在、不動産業界に勤めている方は自身が勤めている業界の客観的な情報としてご覧ください。

人口減少による不動産需要低下の真の問題

こちらは住宅における需要の推移を表したグラフです。

引用:住宅業界の「2019年問題」 生涯、賃貸という選択

年々、下降傾向にあることはこのグラフを見れば誰もが理解することができるはず。

私が住宅業界に勤め始めた8年前から
『住宅業界はヤバイ、今後どんどん需要が減っていく』
とは言われていましたが、いよいよそれが顕著に現れ始めてきたと言った感じです。

住宅業界に勤めているサラリーマンにとっては死活問題ですよね。

2020年まではオフィスビルの需要は増加傾向。しかし・・・

直近では東京の虎ノ門や八重洲、神奈川では横浜に大規模ビルの完成が相継ぎ、
それに伴い賃貸の需要増加が見込まれます。

引用:資料:日経BP社「日経不動産マーケット情報」2018年6月号。2018年4月に調査を実施

しかしこれは短期的な需要の増加であり、
いずれ需給のバランスは崩れることは避けられないことがこのグラフから読み解くことが出来ます。

また今後5GやIOTによりオフィスワーカーが減っていくことが示唆されています。
当然企業側も固定資産を削減することで余計な支出を減らすことにも繋がるわけですから、
更に不動産賃貸の需要は減っていくものと考えられます。

これらの現状を考察すると、いっ時の成長はあるのかもしれませんが継続して成長すると言う
ビジネスモデルでは無いと言うことが伺えますね。

不動産業界の未来!人の労働力を使って生産性を生む業界

このような不動産業界の現状を踏まえると不動産業界は今後、
『人の労働力を使って生産性を生む形に変化していく』ことが考えられます。

イメージしてみてください。

誰もが必要性を感じる商品は放っておいても売れるますよね?
しかし必要性をあまり感じない商品は誰かが勧めない限りわざわざ買おうとはしないはずです。

それと同様に不動産の需要が減ってくれば、
営業マンのマンパワーで収益を上げる他ありません。

つまりサラリーマンが今以上に過酷な労働を強いられるようになり、
不動産業界自体が今以上に労働集約型の企業に変貌していく未来が容易に想像できるわけです。

不動産業界では身に付けられない能力

このような不動産業界の現状を踏まえた上で、
自分の生活を守るべく実際に異業界へ転職しようとした場合何がネックになるのか。

実際に異業界への転職を2回成功させている私が、
『不動産業界では身に付けられない能力・考え方』だと感じたことを抜粋します。

・組織の運営の仕方
・プロジェクト運営
不動産業界では身に付けられない能力・考え方は上記の2点です。
非常にシンプルなので
『なんだ、こんなことか』
と、思われがちですが実は非常に奥深いです。
実際に『組織運営の経験・プロジェクトの運営経験』に関しては
求人の応募必須条件に記載されていることが多く、
それらの経験及び実績が無いと異業界への転職が厳しいものとなったりします。

そもそも不動産業界は個人成績の評価がメインの会社。
会社内部も営業成績が良かった人が出世していく傾向にあり、組織運営も出世後にいきなり実践する形です。

しかし他の業界では若手に組織運営を経験させるべく、
早くからプロジェクトのリーダーとして組織をどう動かすのかを勉強し、実践するため
『実績を出せて当たり前、組織を動かせて一人前』と言う風潮があったりします。

方や日々営業成績を出すことしか考えなくて良い業界(それが難しいのは重々承知です)と、
営業成績も出しつつ組織を動かすことも考え無ければいけない業界。

ここに経験と実績に大きな差が生まれ、異業界への転職の難易度を上げてしまうのです。

実際に不動産業界の営業マンだった私が異業界への転職を成功させた方法

では、異業界への転職を成功させるにはどうしたら良いのか。

パターンは2つです。

・不動産と類似している業界への転職
・新規事業に狙いを定めた転職
上記の2つしか方法はありません。
それぞれ解説していきます。

不動産と類似している業界への転職

不動産と類似している業界は以下の通りです。

・金融業界
・保険業界
・その他、BtoCセールス

不動産と類似している企業へ転職するメリット

・高い年収を貰える業界が多い

不動産と類似している企業へ転職するデメリット

・インセンティブの比率が大きい場合がある
・専門知識を必要とするため常に勉強が必要
・結局、労働集約型
不動産業界から異業界への転職を考える際、簡単に転職出来る業界は、
金融業界、保険業界、その他BtoCセールスになります。
特に金融業界と保険業界への転職は自身の市場価値を上げられる仕事である他、
高い年収を貰える業界でもあるので非常に夢のある業界です。
また、営業スタイルが不動産の営業スタイルと似ていることから、
現職での実績や営業手法はそのまま自己PRに活用できることからその点は楽です。
しかしその反面、金融業界や保険業界は常に勉強を必要とするのと、
細かい事務作業も発生してくるので勉強があまり好きでは無く、
更に大雑把な人には不向きな業界です。
これらBtoCの営業は結局のところマンパワーが物を言う世界なので、
楽して稼ぐと言うことは出来ないと考えた方が良いでしょう。

新規事業に狙いを定めた転職

新規事業に狙いを定めた場合の転職をする場合のポイントは以下の通りです。

・時代の流れに合わせること
・将来を見据えた上で自分の営業スタイルが通用する可能性を伝えること

新規事業に狙いを定めた転職のメリット

・大企業への転職チャンス
・楽して稼げる業界への転職が可能
・新規事業なので中途社員への風当たりが良好
・今までに無い価値観を学ぶことができる

新規事業に狙いを定めた転職のデメリット

・最初、異業界での考え方に慣れるのが大変
・情報に対する視座の高さと新しい事業の方向性をイメージする力が必要になる
・現職での実績に対するプロセスを言語化する必要がある
不動産業界から異業界への転職は、類似している業界への転職に比べて難易度が上がります。
その理由は単純に実績だけでは面接を通過することが出来ないことにあります。
不動産業界と類似している業界への転職は不動産出身の中途社員も多く、
面接官としても不動産がどう言う営業スタイルなのかイメージ出来ることが殆ど。
そのため不動産で実績を出すことがどれだけ大変で凄いことなのかが理解できているため
実績押しでの面接が通用します。
しかし、異業界への転職となるとこれが一変。
面接官は不動産がどう言う営業をするのかイメージ出来ません。
つまりいくら実績を述べたとしても、『だから何?』と言う反応になります。
そうならないようにするためには、
情報に対する視座の高さと新しい事業の方向性をイメージし、現職での実績に対するプロセスを言語化。
それが新規事業で通用すると言う流れで相手にイメージ出来るように志望動機を述べる必要が出てきます。
一見難しそうですが、
これさえ出来れば異業界でも内定を獲得することが出来ます。

情報に対する視座の高さを養うためにすること

異業界への転職をする際に絶対に必要な要素が、
『情報に対する視座の高さ』になります。

情報は未来を想像する材料となり、
未来を想像できれば例えそれが少し無理やりであったとしても
自分が今まで培ってきたスキルは異業界でも通用すると言うことが出来ます。

面接官もまだ見ぬ未来を否定することは出来ません。

では情報に対する視座の高さを上げるためにはどうしたら良いのか。
その方法は以下の2つの掛け合わせです。

・気になる業界や会社を求人でチェック。その募集背景を見ること。
・募集背景を確認したらニュースアプリでその業界の現状をチェック。

気になる業界や会社を求人でチェック。その募集背景を見ること

気になる業界や気になる会社は直ぐには見つからないと言う人は多いはず。
だからこそ日頃の情報収集が重要です。

転職成功の鍵はタイミング【戦わずしてお宝求人を逃した私の事例】

情報収集のためには転職サイト&転職エージェントに登録しておくことが一番手っ取り早いです。
特にリクルートエージェントはリクナビと連動しているので、
一回の登録で転職サイトと転職エージェント両方に登録出来ますよ。

また転職サイト&転職エージェントに掲載されている求人は細かく募集背景を記載されているため、
そこから逆算して業界のことを調べることが出来ます。

これが凄く便利です。

最短で情報収集したい方は以下の記事を参考にしてみてください。

【必要最低限】1年に及ぶ転職活動で辿り着いた登録しておくべき転職サイトと転職エージェント

募集背景を確認したらニュースアプリでその業界の現状をチェック

気になる会社の求人を見つけた後は、
ニュースアプリでその会社やその業界の現状がどうなっているのかを深掘りしていきます。

特にNews Picksと言うアプリは各業界の著名人がニュースに対してコメントし合っているので、
そのコメントを読むだけでも大分その業界を知ることが出来ます。

アプリをインストールしていない方は是非ともインストールして頂きたいアプリです。

細かい質問はTwitterへどうぞ

異業界への転職はコツがいるので色々な疑問が浮かんでくるかと思います。

質問があればTwitterへどうぞ!

ビジアカTwitter

サルワカくん

と言うことで今回は、
不動産業界から異業界への転職がきつい理由【不動産業界では身に付けられない能力】をお伝えしました。

情報が自分の人生を左右する時代ですね!